日計り信用・HYPER空売りサービス

HYPER SBIというかSBI証券では

一般信用取引で返済期限が当日のものを「日計り信用取引」

さらに、その中で通常は空売りできない銘柄を空売りできるサービスを「HYPER空売り」

というようです。

自分では分かっているつもりなのですが、人に説明するのは難しいですね。

SBIのサイトを見た方が早いかもしれません。

まず、「一般信用取引」というのは「制度信用取引」の対義語みたいなもので

制度信用取引:証券取引所が定める、決済期限6ヶ月以内のもの

一般信用取引:証券会社が定めるもの

になります。

制度信用取引は「公的」、一般信用取引は「私的」というようなイメージで近いと思います。

どの証券会社を使用していても制度信用取引のルールは同じですが、一般信用取引は使用している証券会社によって「利用できる銘柄」「決済期限」「料金」等が異なります。

で、HYPER空売りの個人的に気になった注意点を2つ。

HYPER空売りの返済期限

まず、返済期限。

当日中ですので、当日中に返済買いまたは現渡をする必要があります。

当日の返済が間に合わなかった場合、翌営業日の9:00までに自動で成り行きの注文が発行されます。この注文は、強制執行のため取り消したり変更したりすることができません。

寄り付きでその日の高値になって、その後は下落の一途ということも多いので、少し待てば下がってくれるのですが、そんなことはお構いなしの成り行き注文となります。

なお、現渡できる株を持っている場合はどうなるのかは不明です。

HYPER料(HYPER空売りの手数料)

注文画面にHYPER料「15円」のように表示されます。銘柄によって料金が変わります。

1株15円ですので、100株借りると1500円です。

空売りした後は、評価損益合計の欄にこのマイナス1500円が考慮された金額が表示されます。

なので、数ティック下がらないとプラスにはなりません。10円超えると結構大きいです。

大きく儲けられると確信したとき以外は、使わない方が無難かと思います。

さらに、翌日に持ち越してしまった場合は2日分になり、マイナス3000円になるはずです。

HyperSBI

Posted by day-trader